英語は継続することでできるようになる

英語を教えたいと思ったのは子供が短期間で英語を身につけたのを目のあたりにしたからでした。
子供は3~4年、私は15年、今のレベルに到達するのにかかりました。

私が真面目に英語に取り組み始めたのは大学生になってからでした。

もともと理数系が好きだった私はあまり英語を熱心に勉強しませんでした。

理科も数学も法則を理解すると色々な応用問題が解けて私にとって非常に効率の良い科目でした。

一方で英語は、なんとなく大筋は理解できるのですが、テストに出る問題は例外探しが多く、また理科や数学のように法則を当てはめると実際には使われない英文ができてしまい、なんとも取り組みにくい科目でした。

しかしながら大学生になってESS(English Speaking Society)という部活動に参加してから、少し真面目に取り組み始めました。

その中で特にdebate (特定のテーマについて、肯定・否定の2組に分かれて行う討論)を専門にするグループで活動しました。

この活動は欧米人の問題解決方法を理解するのには非常に役立ちましたが、英語を勉強するより肯定・否定の資料集めが殆どで、残念ながら私の英会話力はあまり上達しませんでした。

その後、縁あって電子部品を扱う会社の海外営業に配属され、そこから実務で使える英語への取り組みが始まりました。

最初の2~3年はメールの英語は理解できるのですが、米国の仲間とちゃんとした意思疎通ができませんでした。彼らが会議の席で険しい顔をして大きな声で叫んでいるのでクレームを言っているのは分かるのですが、内容が理解できませんでした。

その後、必死で勉強して入社して5~6年目でなんとか仲間や客先と英語で不自由なくコミュニケーションが取れるようになりました。中学で英語を習い始めてから約15年かけて、やっと海外で生活できるレベルの英語力に到達しました。

長い道のりでした。

一方で自分の子供を振り返ってみると、非常に短期間に海外で生活できるレベルの英語に到達しているのに驚かざるを得ません。小学校5年生位の頃、妻が近所の同級生達7~8人を集めてフォニックス(日本語にない英語の音声に基づき、文字のつづりと発音を勉強する方法)を教えていました。

その時は,あぁこんな教え方があるんだ、という程度の理解でした。

その後、私の仕事の都合で、家族で海外に赴任しました。

そこには日本人学校がなかったので、子供は中学から現地のインターナショナル・スクールに通い始めました。

全て英語の授業なので最初の数週間は戸惑っていましたが、そのうちに慣れて数年で生活に困らないレベルの英語力に到達していました。(実はインターナショナル・スクールに通っても英語を身につけられない日本人の子供もたくさんいました。)

その時、私が確信したのは、妻の教えたフォニックスの効用でした。

英語をマスターする為には量が重要です。ただ、土台がしっかりしていないところにいくら一生懸命、家を建てようとしても、倒れそうな家しか建てられないのと同じで、英語を勉強するにもまずはフォニックスで基礎をしっかりと固めて、そのうえで量を積み重ねていく、これが本当の英語力を身につけるための一番の近道だということです。

英語教室Wings@浜大津ではフォニックスを基礎として、皆さんが興味を持って継続できるトピックを探しながら量を増やして実際につかえる英語力を身につけていきます。

興味のある方は是非参加して下さい。お待ちしています。

▶︎コース紹介はこちら

▶︎お問い合わせはこちら

目次